東京・大手町の商業施設「オーテモリ（OOTEMORI）」が、5月21日に第2期グランドオープンする。計30店舗のフルラインアップとして全体開業する。

第1期は「食」を中心とする店がそろったが、今期はメインターゲットである近隣で働く女性のニーズに応え「通勤途中や仕事後に気軽に立ち寄れる」をテーマとするショップ5店舗が出店。

京都の雑貨店「アンジェ」による新スタイルの雑貨ショップ「ノイシュタットブルーダー（Neustadt bruder）」、オーガニックコスメを取り扱う「ジョンマスターオーガニック セレクト」、ファッション雑貨店「パサージュミニョン（passage mignon）」、ライフスタイルショップ「ザ ステーション ストア ユナイテッドアローズ」の4店舗に加え、本に囲まれた東欧風の空間で無添加ソーセージやハム、薪火焙煎コーヒーを提供するコンセプトカフェ「タミルズ（Tameals）」がオープンし、「憩い」の機能を強化する。

また、東京メトロ丸ノ内線と東西線を結ぶ連絡通路東面の工事が完了し、今期オープンする店舗のファサード上部に段丘状の緑化空間、地上部と接し自然光が差し込む大きなガラスウォールが出現する。

オーテモリは2013年10月に開業。大手町エリアでは希少な「女性が使いやすい、入りやすい」お店を中心にラインアップ。地下鉄5路線が乗り入れる利便性の高い立地環境に加え、高さ15mの吹き抜け空間には地上の「大手町の森」から自然光が注ぎ込み、森の中にあるような施設環境を備える。