女優のぺネロぺ・クルス(Penelope Cruz)は1974年4月28日生まれ。スペイン・アルコベンダス出身。
14歳でモデルとしてデビュー。高校を中退してからは、国立芸術院で9年間クラシックバレエやスペイン舞踊を学ぶ。92年の『ハモンハモン』で映画デビュー。本作で、妊娠した身で他の男に走る娼婦の娘を演じ、スペインの映画賞であるゴヤ賞の主演賞候補になった。
98年公開の『美しき虜』でゴヤ賞主演女優賞を受賞。同年公開のペドロ・アルモドバル監督の『オール・アバウト・マイ・マザー』で世界的に有名になる。06年公開のスペイン映画『ボルベール〈帰郷〉』でカンヌ国際映画祭女優賞、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞などを受賞。08年公開のウディ・アレン監督の『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー助演女優賞を受賞した。
私生活では、『バニラ・スカイ』での共演をきっかけに01年からトム・クルーズと交際。04年1月に破局し、その後ハビエル・バルデムと交際。10年7月に結婚し、2人の子供を儲けている。
過去には、コスメブランド「ロレアル」や「ランコム」の広告キャンペーンに登場。13SSからはファッションブランド「ロエベ(LOEWE)」のブランドアンバサダーを務めている。