俳優のジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)は1937年4月22日生まれ。アメリカ合衆国ニュージャージー州出身。
高校卒業後は、俳優を目指してアクターズ・スタジオで学び、ハリウッドに移住した。生活費を稼ぐためにMGM社に入社し、アニメーション部門などで働いた。58年の『クライ・ベイビー・キラー』で映画デビューし、これが映画監督ロジャー・コーマンの目に留まる。以降、コーマンの下で映画製作に参加し、俳優としても着実にキャリアを積んでいった。
69年にデニス・ホッパーの誘いで出演した映画『イージーライダー』で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ一躍有名に。75年の『カッコーの巣の上で』でアカデミー主演男優賞を受賞し、オスカー俳優の仲間入りを果たす。その後は、アカデミー常連として数々の作品でノミネートされ、『愛と追憶の日々』(83年)で助演男優賞、『恋愛小説家』(97年)で再び主演男優賞を獲得した。
他にも、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(80年)、バットマンの宿敵ジョーカーを演じた『バットマン』、トム・クルーズ主演の『ア・フュー・グッドメン』(92年)、アカデミー作品賞となった『ディパーテッド』などに出演。99年には功労賞を授与されるなど、俳優として高く評価されている。
「マーク・ジェイコブス(MARC JACOBS)」14-15AWメンズコレクションは、ジャックをイメージした“大人の不良”がテーマとなっている。