マイボイスは、3回目となる「百貨店のイメージ」に関するインターネット調査を3月に実施した。回答者は1万1,973名。
百貨店を月1回以上利用する人は26.4%で、2011年調査より減少。10代及び20代の男性では「利用したことがない」が2割強となっている。「信頼性・安心感がある」「品質が優れている」「接客が良い」と思う百貨店は、「高島屋」「三越」「伊勢丹」がベストスリーを占めたが、「接客が良い」というイメージでは「いずれもない」が4割強に。
「独自性がある」と思う百貨店は「いずれもない」が48.6%にのぼり、1位の「伊勢丹」(21.7%)に続く「高島屋」(10.4%)、「阪急百貨店」(8.5%)が各1割程度。北海道では「大丸」、中部では「高島屋」、近畿では「阪神百貨店」が1位となり、地域差が見られた。
今後利用したい百貨店は「高島屋」(12.1%)、「伊勢丹」(10.2%)、「大丸」(7.2%)、「三越」(7.0%)が各1割と分散し、「いずれもない」(38.0%)が4割強に。地域別トップは、北海道は「大丸」、東北・四国は「三越」、関東・北陸は「伊勢丹」、中部は「高島屋」、近畿は「阪急百貨店」、中国・九州は「その他」となった。
利用したい百貨店を選んだ理由として、「高島屋」はハウスカードや丁寧な商品説明、日本橋店の伝統性などが評価された。「伊勢丹」は高級感やステイタス、最先端かつ他店にはない品ぞろえがポイントに。「大丸」は駅構内など便利な立地条件、食品売り場などが挙げられた。