10月30日から11月4日の6日間、アイビーファッションをフィーチャーしたイベント「ザ・アイビースタイル・エキシビジョン(THE IVY STYLE EXHIBITION) BY F.I.T」が新宿店本館7階催物場で開催される。
イベントでは、ニューヨークのファッション工科大学(FIT)が所蔵するアイビーファッションのアーカイブの展示を始め、本イベントのために手配した伊勢丹エクスクルーシブ・モデルの販売やトランクショー、トークセッションが行われる。
本邦初公開となるアーカイブのスタイリングは全部で14体。FITが運営するFIT美術館で昨年9月から約半年にわたって行われた「アイビースタイル展」に出展されたもので、戦時中のスーツやフォーマルウェア、東部8大学のブレザー、エイジレスなカジュアルウェアがラインアップされる。
また、アメリカ三大スーツファクトリーの一つ「マーティン・グリーンフィールド(Martin Greenfield)」による日本初のトランクショーや、「バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)」を始めとした15のブランドのエクスクルーシブ・モデルも登場。日本人の体型にフィットするようにサイズを調整した「ブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)」のエクストラショートのジャケットやスーツが世界初披露となる他、初期モデルを復刻させる「リーガル(REGAL)」やメイドインU.S.Aで復刻した「グルカ(GHURKA)」の限定復刻が販売される。
会期中はアイビーに縁のある有識者のトークセッションや、ユーザー参加型のブレザースタイル撮影会(11月3日14時から18時)などイベントも開催される。11月2日14時からは、ネクタイを通して日本のアイビーシーンを牽引してきた慶伊道彦(けいい・みちひこ)とテーラーケイド主宰の山本祐平、4日12時からは、『Free&Easy』ブレザー選手権でもおなじみのテリー伊藤とジャパンアイビーの重鎮・くろすとしゆきのトークセッションが行われる。更に、ニューヨークのライフスタイルストア「フリーマンズ スポーティング クラブ 東京」のカフェ&バーも会場内にオープンし、オリジナルドリンクなどを提供する。
ニューヨークのファッション工科大学(FIT)は、アートやデザイン業界の人材育成を目的として1944年に創立されたニューヨーク州立大学の一校で、美術館には18世紀以降のアーカイブ5万点超が所蔵されている。同校の所蔵作品が海外で大々的に披露されるのは今回が初めて。