ファッションフォトグラファーのマリオ・テスティーノ(Mario Testino)は1954年10月30日生まれ。ペルー・リマ出身。
大学卒業後の76年にロンドンへ移住し、ほぼ独学で写真を学ぶ。長い下積み時代を経て、90年代に彼の写真スタイルが受け入れられた。「グッチ(GUCCI)」や「ヴェルサーチ(Versace)」「ミッソーニ(Missoni)」の広告キャンペーンで一躍有名に。97年7月号の『ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)』誌に掲載された故ダイアナ妃のポートレートは、高い評価を得た。
グウィネス・パルトロウやシエナ・ミラー、マドンナら多くのセレブリティからの信頼も厚い。特にケイト・モスと親交が深く、彼女の結婚式を撮影出来たのはテスティーノだけだった。現在も『ヴォーグ(VOGUE)』や『GQ』など有名雑誌の撮影のほか、「バーバリー(BURBERRY)」「エスティ・ローダー(ESTEE LAUDER)」「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」など数多くのブランドの撮影を担当している。