「アディダス(adidas)」は、「アディダスコンソーシアムコレクターズプロジェクト(adidas Consortium Collectors Project)」と題し、世界各国の熱狂的コレクター5名による復刻モデルをリリースする。
彼らは、ドイツ・バイエルン州のヘルツォーゲンアウラッハにあるアディダス本社に招待され、創業者アディ・ダスラー(Adi Dassler)の生家やシャインフェルトのプロトタイプ製造施設、アーカイブを訪問。アディダスは、知識を提供し、私的アーカイブを記録させてくれたコレクターへの謝礼として、各人お気に入りのアーカイブモデルをごく限定的なリリースとしてリメイクする機会を提供。各コレクターとオリジナルスのデザインチームが協業し、オリジナルのシルエットでプレミアムな素材を用いたモデルを制作した。
日本からは、マスターピースサウンド(MASTERPIECE SOUND)のメンバーとして活躍するアーティストの真柄尚武が参加。中学時代に創刊間もない『ポパイ(Popeye)』で目にした「カントリー(Country)」(1万3,650円)の仕上げとカラーウェイを一新し、ブルーや蛍光色のカラーコンビネーションを採用したモデルを発売する。
ニューヨークでDJとして活動する「オペレーター(Operator)EMZ」は、スニーカーに夢中になった1980年頃を意識して「プロモデルエイティース(Pro Model 80s)」(1万5,750円)をリメイク。ヒップホップカルチャーに影響を受けたベルリンのコレクター、「スニーカークイーン(Sneakerqueen)」は、バスケットボールシューズの「ライバルリーハイ(Rivalry Hi)」(1万5,750円)をセレクト。フィンランド・トゥルクでソフトウエアエンジニアを務めるラルフ・ティッタネン(Ralf Tittanen)は、「聖杯」のごとく崇拝するレアモデル「バハマ(Bahamas)」(1万3,650円)をリメイク。ロンドン在住のクリエーティブディレクター兼デザイナーのロバート・ブルックス(Robert Brooks)は、独創的なアウトソール構造が目立つ「ZX550」(1万4,700円)を選んだ。
日本では東京・神宮前の「エーワン・クロージング(A-1 CLOTHING)」にて、来月2日より数量限定で独占販売される。