ライブドア元代表取締役社長の堀江貴文は1972年10月29日生まれ。福岡県出身。"ホリエモン"の愛称で知られている。
1991年に東京大学教養学部文科三類への入学をきっかけに上京。96年に有限会社オン・ザ・エッヂを設立し、大学を中退。97年に株式会社に改組し、インターネットが普及し始めた黎明期に、ホームページ制作・管理運営を行う会社として注目を集めた。2002年、経営破綻した旧ライブドア社から営業権を取得した。
04年に大阪近鉄バッファローズの買収を申し出たことや、東北に新球団を設立する計画を発表したが、いずれも実現しなかった。しかし、その年の流行語大賞の一つに「新規参入」が選ばれ、授賞式に出席した。翌年にはニッポン放送の最大株主となり、その買収劇の際に、マスコミに対して発せられた「想定の範囲内」という言葉も、流行語大賞を受賞した。
05年には衆議院議員総選挙に広島6区から出馬したが落選。06年、証券取引法違反容疑で逮捕され、ライブドアの役職を退いた。ファッション誌『センス(SENSE)』で、サイバーエージェント代表取締役の藤田晋との対談記事が掲載された直後の、11年4月に懲役2年6ヶ月の実刑判決が確定。長野刑務所での服役を経て、13年3月に約7ヶ月の刑期を残して仮釈放された。収監前に着ていたのは、彼のトレードマークでもある「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のTシャツ。