西武渋谷店は、10月22日から「シブヤデザインマルシェ(SHIBUYA DESIGN MARCHE)」を開始した。11月4日まで。日本全国から厳選された約40の作り手による、伝統の技や意匠がこらされた日用品、雑貨、食品などを販売している。
A館1階エントランスでは、サンエーの3段重ねの「東京パンケーキ」や、軽い口当たりに仕上げた金沢の「柴舟」せんべい、ほろ苦い味が特徴的な鈴木製菓の「志゛萬ん草餅(じまんくさもち)」が並ぶ。なお、志゛萬ん草餅は10月26日、11月2日のみの取り扱い。
A館1階プロモーションスペースには、江戸時代に創業し植木や華道用ハサミ専門店として知られる外山刃物の「秀久ミニミニ刃長」や、最高級の刃物鋼を使用し、3段階の研磨を経て作られた角利製作所の「鰹音(平刃)」が登場。また、染色、紡ぎ、織り、縫いの全工程を担う作り手、舞良雅子(もうりょう・まさこ)が手掛ける「Art and Textile Workshop 舞良雅子」のアイテムも販売。
さらに、渋谷ロフトの1階シーズンスペースでは、西村金属の「逆さコマ」、大與(だいよ)の「和ろうそく」など10種類を展開。6階ロフトフォーラムでは、幸兵衛窯(こうべえがま)の陶器、及源鋳造(おいげんちゅうぞう)の南部鉄器など5種類が販売される。
同イベントは、西武渋谷店と渋谷ロフトが"シブヤから、日本のデザインを変える"をテーマに開催している新プロジェクト「シブヤデザインサイト2013」の一環。