東京ファッションウィーク(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 14S/S)が10月14日にスタートした。オープニングを飾ったのは、今年で創業60周年を迎えたイタリアブランド「ミッソーニ(MISSONI)」のショー。
ミラノで披露された14SSのウィメンズとメンズのコレクションが登場。水、大地、火、空気をモチーフに、日本の着物の要素も取り入れてオリエンタルな雰囲気をミックスしたデザインが披露された。
メンズは、ブルーやブラウンのトーンに、赤を差し色として加えている。コートやジャケット、開襟シャツのスタイルに、スウェードのデザートブーツやスニーカーを合わせた。
ウィメンズは、海や山をイメージしたブルーやグリーン、パープルやオレンジのグラデーションに黒でかもめや波模様を描いたプリント、ブランドロゴをアレンジした幾何学柄がメインモチーフ。
着物の要素は、帯状のパーツを折り畳んだ形の襟、羽織のようなノーカラーのコートやジャケット、異なる生地を打ち合わせのように重ねたアシンメトリーなデザインのトップス、スリット入りのタイトスカートなどに反映されている。ミッソーニならではのジャカードニットは、フリンジ風にアレンジされて、様々なアイテムに使用された。
クリエーティブディレクターのアンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)は今回のショーに合わせて来日し、フィナーレで顔を見せた。
東京ファッションウィークでは、10月19日までの6日間に渡り、渋谷ヒカリエをメイン会場に、37ブランド(公式スケジュール)で14SSコレクションを発表する。期間中には、銀座ファッションウィークや合同展示会の「ルームスリンク(roomsLINK)」、渋谷ファッションフェスティバルなどのファッションイベントも多数予定されている。