伊勢丹新宿店のクリスマスケーキの予約販売が10月5日からスタート。5つのカテゴリー45種類で展開。ヘンゼルとグレーテルのような、グリム童話の世界やおとぎ話を思わせる白いケーキが多いのが今年の特徴で、価格は4,000円~10,000円台まで、5,000円台が主流。すでに売り切れのアイテムも出ている。
今年のテーマは、「ファンタジー」。トップパティシエたちが手掛けるケーキを始め、パティシエ同士のコラボレーションケーキや次世代の作り手が製作するケーキ、サイズで提案するケーキ、世代を問わず馴染みやすいケーキなど。予約は12月8日まで(電話予約は12月7日まで)となっている。
「ジャン・ポール・エヴァン」は、濃厚なショコラノワールのムースにスミレが香るフランボワーズジュレとサクサクのクルスティアンサブレショコラを合わせた『ベスト・オブ・パリ』を始めとした3種のケーキを発表。「ピエール・エルメ・パリ」からはフランスの芸術家ベルナール・カンタンとコラボした生きる喜びが描かれたケーキ、また「パリセヴェイユ」の金子美明が手掛けるエレガントなケーキなど、インパクトある見た目のケーキが勢揃い。また再デビューした「エーグルドゥース」や初めて参加する「パティスリー ユウ ササゲ」、「パティスリー ヴォワザン」にも注目が集まる。
また今年のクリスマスの過ごし方として、友人と大勢で賑やかなホームパーティ派とカップルや夫婦二人でほっこりパーティ派と2極化が進んでいる点にも着目。8名程度で楽しめる「パティシエジュンホンマ」「ロリオリ365 byアニバーサリー」が手掛ける大型ケーキや、「リベルターブル」「アグネスホテル東京 ル・コワンヴェール」の二人向けケーキなど、サイズで選べるケーキも用意している。
さらに今年初登場となったフランスM.O.Fショコラティエ「クリスチャン・カンプリニ」と「ハイアットリージェンシー東京」ペストリー・ベーカー料理長の佐藤浩一のコラボケーキや、次世代のパティシエの呼び声が高い「パティスリー・リョーコ」と「南青山・ショコラ・シック」のケーキは、初日から予約殺到で既に完売したという。