「ラマルク(LAMARCK)」が17日、14SSコレクションを発表した。デザイナーは森下慎介。コレクションテーマは「ユビキタスエクスプレッション(UBIQUITOUS EXPRESSION)」。ユビキタスは「遍在性」という意味で、IT用語としても用いられる。「テクノロジー」のニュアンスを含む言葉だ。
表面に凹凸を付けたボーダーのトップス、ラメを編み込んだニット、異素材ミックスのアイテムなど、「テクノロジー」を感じさせるアイテムが提案された。透け感がある編みニットにはリネンの極細の糸を使用。様々な模様を組み合わせられている。フレアスカートやキュロットなどのボトムスには、軽い素材が使用され、歩に合わせてとろんと揺れる。後ろから前へ流したパンキッシュなヘアスタイルは、バックスタイルのデザインを強調するため。後ろ留めのカーディガンは背中が大きく開いて、セクシー。
「ベーシックなアイテムでも、ディテールを工夫することで、新しくて違うものができる」と森下。