10月6日は建築家ル・コルビュジエの誕生日です

2013.10.06

建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)は1887年10月6日生まれ。スイスのラ・ショー=ド=フォン出身。1965年8月27日逝去。

父親は時計の文字盤職人だったため、家業を継ぐために、高校卒業後は地元の美術学校に進む。その後は画家としてパリを拠点に活動し、35歳の時に建築事務所を設立した。建築の知識はほとんど独学で、1927年にジュネーヴの国際連盟部の設計コンペティションに当選したのがきっかけで有名になった。

30年代には「新しい建築の五つの要点」を提唱し、「サヴォワ邸」に代表されるような、明るく清潔で機能的な住空間を創造。また、「現代建築国際会議(CIAM)」の中心メンバーとして、いくつもの都市計画案を提示した。第二次世界大戦後は、独自の尺度「モデュロール」を発表し、この尺度を用いた集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」や「ロンシャンの礼拝堂」などを手掛けた。

現在、自身が設計した東京・国立西洋美術館にて「ル・コルビュジエと20世紀美術」展が開催されている。本展では、彼が建築家として活躍する傍ら手掛けていた絵画彫刻版画、タピスリーなどが展示されている。会期は11月4日まで。
編集部
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