ファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』は、今年で第5回を迎えるナイト・ショッピング・イベント「ファッションズ・ナイト・アウト(FASHION'S NIGHT OUT、以下FNO)」を9月7日に開催する。
本年度はタイとウクライナの2ヶ国が新たに加わり、合計19ヶ国がイベントに参加。表参道、青山、原宿エリアを中心に、ヴォーグと多数のブランド、地域団体が協働する。様々なイベントやパーティーが実施され、例年同様に東日本大震災の被災地支援につながるチャリティーグッズも販売予定。
FNOはアメリカ版ヴォーグの編集長、アナ・ウィンター(Anna Wintour)の呼び掛けにより、ファッション業界の支援と景気回復のきっかけを作るという目的のもと2009年にスタート。ロンドン、パリ、台北、ミラノなど世界各地で開催され、昨年度のニューヨーク開催当日はエンパイアステートビルがFNOカラーのレッドに染まった。昨年9月8日に東京で開催された際には、洋服やコスメ、ジュエリーブランドなど467店舗が参加し、約20万5,000人が来場、約6億9,000万円の売り上げを記録。FNOアンバサダーの富永愛、土屋アンナ、FPMの田中知之がイベントに登場し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)によるファッションスナップコンテストも実施された。