MHDモエヘネシーディアジオが手掛ける「ドンペリニヨン(DOM PERIGNON)」が、現代アーティストの山口晃とアニメーションスタジオ、ガイナックス(GAINAX)とのコラボレーションプロジェクトを発表した。内容は、「ドンペリニヨン・ヴィンテージ2004」の発売に合わせて7月にお披露目される。
ドンペリニヨンは、「Dom Perignon The Power of Creation - 創造する力」と題して、これまでにも様々なジャンルの気鋭クリエーター達とコラボし、新たなクリエーションを生み出してきた。昨年はプロダクトデザイナーのマーク・ニューソン(Marc Newson)や映画界の鬼才デヴィッド・リンチ(David Lynch)らとのコラボボトルを発売している。
山口晃は1969年生まれ。2001年に第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞受賞。大和絵など日本の伝統的手法と現代風俗とを融合させた作品で知られ、成田国際空港等のパブリックアート、五木寛之の小説「親鸞」の挿画、平等院重要文化財養林庵書院への襖絵なども手掛けている。メゾンエルメスや銀座三越、シンガポールなど国内外で個展を開催してきた。
ガイナックスは、「新世紀エヴァンゲリオン」「ふしぎの海のナディア」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」等を制作する日本を代表するアニメーションスタジオ。その作品は、アニメの域を超え、社会現象まで巻き起こしたことでも知られる。アニメ制作の他、舞台演出なども手掛けている。