イラストレーターやナレーターなど幅広い分野で活躍する安齋肇が還暦を迎えるにあたり、博覧会「アンザイエキスぽ(anzai expo)60」が東京・渋谷のパルコミュージアムにて17日より開催される。
会場には、原画やグラフィック写真、会場限定で公開される秘密の写真、仕事場に眠るコレクションなど、安齋の様々な側面に迫る品々がそろう。「ソラミミアンザイ」「遅刻アンザイ」「Tシャツアンザイ」「楽器アンザイ」など、還暦に合わせ60の「アンザイ」を公開。脚本家の宮藤官九郎とのコラボレーションによる絵本『ワシモ(wasimo)』(小学館刊)の刊行を記念して、来月2日にサイン会も開催される。
博覧会公式グッズとして、安齋イラストのピンバッジ(2種/各840円)やTシャツ(2種/2,800円)を販売。「トーキョーカルチャートバイビームス(TOKYO CULTUART by BEAMS)」よる安齋の仕事集『ワークアンザイ(work anzai)』(2,940円)、ドローイング集『ドローアンザイ(draw anzai)』(1,890円)、金や銀、パールなどのトレジャーボックス(5,250から3万1,500円)も登場する。
安齋は1953年東京生まれ。テレビ番組オープニングやJALのキャンペーン、カルピスや明治製菓「チョコベビー」のキャラクターデザインを手掛け、スチャダラパーやドリカム(DREAMS COME TRUE)のCDジャケットをデザイン。みうらじゅんと結成した地域応援ユニット「勝手に観光協会」で勝手にご当地ソングを作ったり、バンド「フーレンズ(Foolens)」など、音楽活動も行っている。テレビ朝日系『タモリ倶楽部』内で、日本語のように聞こえる外国語歌詞を視聴者から募集する「空耳アワー」に1992年より出演。山男になる目的で雪山に入山したり、遅刻魔や締切破り魔であったりと、個性的なエピソードも数多く残している。
【イベント情報】
「アンザイエキスぽ60」
会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3階)
会期:2013年5月17日から6月2日
時間:10:00から21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
料金:一般500円、学生400円、小学生以下無料