29日、フジ印刷(本社:大阪市東成区)から手軽にAR(拡張現実)企画を実現できるARコンテンツ配信サービス「ポプラ(POPLAR)」が発表された。
HTMLでレイアウトされたページを電子カタログコンテンツとして掲載でき、写真撮影及びSNS投稿機能も付属する。サービスと同名のアプリ「ポプラ」を、iOSとAndroid用にリリース。アプリ内に多数のARコンテンツを統合管理でき、エンドユーザーはアプリを通して任意のARコンテンツを楽しめる。同時に、ポプラサービス自体のOEM提供も開始。導入企業は自社ブランド名のARコンテンツ配信アプリを所持し、多数の自社ARコンテンツ配信が可能となる。
iOSとAndroidへの同時コンテンツ配信が6万5,000円(初期開発費5万2,000円、月額利用料1万3,000円)から。1ヶ月から利用でき、イベントや展示会など短期利用も可能だ。
昨今ARは、ファッション分野でも頻繁に導入されている。スマホ画面でバーチャルフェスが開催される「ビームス(BEAMS)」。商品詳細やムービーが表示されるカタログオンラインショッピングブランド「ファビア(FABIA)」、スタープラチナが現れる『ジョジョの奇妙な冒険』Tシャツなどが登場。今週末には、AR風車が登場する「アヴェダ(AVEDA)」のイベントが六本木ヒルズにて開催される。