ヒト、モノ、コトの「コト」の強化を図る伊勢丹新宿店の戦略の一環として、本館とメンズ館に分散していた婦人・紳士のスポーツ売り場をイセタンパークシティ5(東京都新宿区新宿3-14-20)の2階に集約、移設。4月10日より順次リニューアルを行っている。
新ショップのコンセプトは、スポーツを通じて「体の充実」「心の充足」「知識の向上」「新しい体験」の四つの関心に最大限に応える「イセタンスポーツゲート」の確立。スポーツの“実行”の部分だけでなく、その前後にある“準備やメンテナンス”“成果披露”にフォーカスし、スポーツシーンの24時間をサポートする。
今回、強化をしている「コト」では、スポーツトレーナーによるトレーニング方法のレクチャーや、著名スポーツ選手を招聘した少人数の体験型イベントを定期的に企画。6月21・22日には元スキーノルディック複合選手の荻原次晴さんを招聘して福島県の尾瀬にてノルディックウォーキングツアーが開催される。
リモデルにより面積は30%増となる。拡大したスペースにはリモデル前の抜けMDであった“山ガール”“ランガール”の品ぞろえを実施。その他にもフィットネスウエアやトレーニングマシーン、自転車などを販売。また、運動後のリラックスタイムや就寝時に着用するリカバリーウエア「ベネクス(VENEX)」など、スポーツをしない時間も考えたアイテムも扱われる。
更に旬のスポーツを新しい切り口で提案する自主編集売場を新設。第一弾は、サイクリングとウォーキングをスタイリッシュに楽しむ「タウンクルージング」というオリジナルワードを掲げ提案。特にメンズの品ぞろえを強化しており、デザイナー泉栄一による「ミノトール(MINOTAUR)」と、ワコールによる機能性コンディショニングウェアブランド「CW-X」がコラボレーションし13SSにデビューした「MTR CWX」や、「プーマバイミハラヤスヒロ」など、話題のブランドが新規で導入されている。
現在もリモデルは進行中で、7月中旬からはピークを迎える水着が拡大。7月31日にはヘルシーなカフェが導入され、グランドオープンを迎えるという。