ファッションデザイナーのソニア・リキエル(Sonia Rykiel)は1930年5月25日生まれ。フランス・パリ出身。
趣味で服作りを始める。夫が経営するブティック「ローラ(Laura)」のために服をデザインしたところ好評を得、68年にパリ・サンジェルマンデプレにブティックをオープン。普段着であったニットを、エレガントなモード服に昇華させ、70年には米WWD誌が彼女のことを「ニットの女王」と名付けた。
ウィメンズウエアだけでなく、子供服や香水、ホームウエアなど幅広くビジネスを展開。83年にはファッション界での功績が認められ、フランス文化省から芸術文化勲章が授与された。
89年には娘のナタリー・リキエルがセカンドライン「ソニア・バイ(Sonia By)」をスタート。 2007年にはナタリーがアートディレクターに就任し、ブランドを引き継いだ。以後、H&Mとのコラボレーションコレクションを発表するなど、新しい展開を見せている。
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