「グッチ(GUCCI)」のウォッチブランド、「グッチ・タイムピーシズ&ジュエリー(GUCCI TIMEPIECES & JEWELRY)」が、日本の若い音楽家支援のため、「グッチ・タイムピーシズ&ジュエリー日本音楽基金」の設立を発表した。
同社は2012年に全米レコード芸術科学アカデミーとグラミー賞とパートナーシップ契約を結び、世界中の才能ある若い音楽家の支援・育成を目的に「グッチ・タイムピーシズ&ジュエリー音楽基金」をスタート。同プロジェクトは既に中国、イギリスでも始動しており、その3ヶ国目に日本が選ばれた。
日本音楽基金では、これまで久石譲や秋川雅史など数多くの音楽家を輩出してきた国立音楽大学の在学生の活動をサポートしていく。その第一弾として、同校の笹栗良太と中山拓海の2名に1年間の奨学金を授与するとともに、今夏ロサンゼルスで開催されるキャンププログラムに招待し、世界中の音楽学生と学ぶ機会を提供する。
5月22日に東京・六本木のビルボードライブ東京で開催された記者会見では、同基金の主旨に賛同しアンバサダーに就任したジャズシンガーのジュジュ(JUJU)が登場。奨学生の2人と、その教授でありジャズピアニストの小曽根真らと共にジャズの名曲「テイクファイブ」をライブで披露した。更にJUJUは、「私もまだまだ夢半ばでやりたいこともたくさんある。この基金が若い才能をサポートして、どんどんミュージシャンを世界に送り出していくことはすごく素敵なことだと思う」とコメントした。
更に同社は、日本音楽基金の支援活動の一環として「インターロッキング・ウォッチ音楽基金・スペシャルエディション」を発売。その売り上げの一部が基金に寄付される。