様々なクリエーティブシーンをフィーチャーするミラノ発アートマガジン『アニュー(ANEW)』が創刊される。
メインテーマは「コンテンポラリーアート」だが、いわゆるアートのみならず、デザイン、文学、音楽、映画、ファッションなど、250ページにわたり広義の「アート」を扱う。最高品質のペーパーストックを用いて、ナバ(NAVA)社がイタリアでプリント。表紙デザインはアーティストが手掛け、『アニュー』そのものでアートを体現する。
編集陣は、アート・建築誌『タール(TAR)』のチームが再集結。ヴェネツィア・ビエンナーレのディレクターを務めたフランチェスコ・ボナミ(Francesco Bonami)が編集長、イタリアの主要出版社の一つであるモンダドーリ(Mondadori)一族のマルチナ・モンダドーリ(Martina Mondadori)がエディトリアルディレクター、「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」などのコンサルタントを務めたココ・ブランドリーニ(Coco Brandolini)がファッションディレクター、「フェラガモ(Ferragamo)」「アルマーニ(ARMANI)」などの広告作品を手掛けたグラフィックデザイナーのクリストフ・ラドル(Christoph Radl)がアートディレクター、『ウオモ(UOMO)』やイタリア版『マキシム(Maxim)』誌のジャンルカ・レイナ(Gianluca Reina)がパブリッシャーを担当。
春・秋の年2回刊で毎号9万部が発行され、ロンドンのドーバーストリートマーケットやテートモダン美術館、パリのポンピドゥーセンターやパレ・ド・トーキョー、ニューヨーク近代美術館など、世界の書店、ニューススタンド、コンセプトストアやミュージアムショップで販売。18ユーロ。英語版のみ。