アートブックを出版する「タッシェン(TASCHEN)」より、1人のデザイナーをフォーカスする大判作品集第2弾『リック・オウエンス(Rick Owens)』『ラフ・シモンズ(Raf Simons)』が登場する。この作品集はロンドンのファッション誌『i-D』のクリエーティブディレクター、テリー・ジョーンズ(Terry Jones)編集によるもの。
『リック・オウエンス』は、i-Dとの長いつながりの中で生み出されたアーカイブを用いてロサンゼルスでのブランドスタートから、パリにアトリエを開き、ニューヨーク、ロンドン、東京などにも店舗をオープンするまでのキャリアを紹介。写真家のコリーヌ・デイ(Corinne Day)、ソルヴァ・スンツボ(Solve Sundsbo)、ハンス・フューラー(Hans Feurer)らがイメージ写真を手掛けた。
『ラフ・シモンズ(Raf Simons)』では、ラフをゲストエディターとして迎えたi-D2001年2月号のページや自身のメンズライン、「ジル・サンダー(Jill Sander)」でのクリエーティブディレクター時代、そして現在のディオールでの一幕など、彼の軌跡をたどる。写真家のウィリー・ヴァンダーベレー(Willy Vanderperre)、ソルヴァ・スンツボ、アラスター・マクレラン(Alasdair McLellan)らがイメージ写真を撮影している。
各6,300円で英独仏西4ヶ国語表記。5月中旬より洋書取り扱い大型書店にて発売。伊勢丹新宿店3階リ・スタイルでは14日に先行販売される。
同シリーズからは、昨年12月に第1弾、川久保玲、山本耀司、ヴィヴィアン・ウエストウッド(VivienneWestwood)を特集した3冊が刊行された。