ミラノファッションウィークで発表された、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」の13-14AWコレクション。デザイナーはドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)とステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)のデュオ。
テーマは「TAILORED MOSAIC(テーラード・モザイク)」。12世紀に建てられた、モンレアーレ大聖堂の世界一大きなモザイク装飾からインスパイアされている。
モザイクやフィリグリー(透かし細工)のモチーフは、プリントからシューズのヒール、バッグ、ジュエリー、アイウエアにまでコレクションの随所に用いられた。カラーストーンやスタッズ、金糸を使ったそれらの刺繍はイタリアの職人によって手掛けられている。
教会のモザイクをそのまま映したようなゴールドのドレスが続き、グレーのヘリンボーンツイードやチェックの生地のシリーズが登場。コンパクトなジャケットに膝下丈のペンシルスカート、Aラインのコート、アワーグラスシルエットのミニドレスやコートなどクラシックなデザインがベースになっている。後半のシックな黒や真紅のシリーズも、レースやダッチェスサテンなどラグジュアリーな生地を使い、カラフルなジュエリー刺繍で彩られた。