14SSアイテムの展開が本格化した伊勢丹新宿店メンズ館2階=インターナショナルクリエーターズで今季のトレンドやキーアイテムを聞いた。対象は1月25日から14SSが立ち上がった「ソフネット(SOPHNET.)」 「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUTAINEERING)」の3ブランド。
ソフネットの店頭で目に入って来たのはカラフルなセーター(1万9,950円)とニット帽(6,300円)。今季特にビビッドカラーのアイテムが多いという。柄で注目なのはカモフラージュ柄。総カモフラージュ柄のパンツ(3万7,800円)やシャツ(2万5,200円)、サイドにカモフラージュ柄をあしらったテーラードジャケット(6万900円)などがそろう。今季はカラフルなセーターとカモフラージュ柄の「カラー×柄」のコーディネートを勧めている。
N.ハリウッドの今季のテーマはウエスタン。西部劇映画で活躍した俳優ウィリアム・S・ハートの生き様をそのままコレクションに反映させた。秋冬にも好調だった名残でローゲージのセーター(2万3,100円)を引き続き用意。パンチングレザーのスタジャン(11万250円)、襟にスタッズを施したビジュー付きシャツ(2万2,050円)やパールボタンを使ったボタンダウンシャツ(2万4,150円)、ヒールを敢えて斜めにカットしたサイドゴアブーツ(5万7,750円)などカントリーテイストをさりげなく施したギミックで演出している。
先シーズン発表したデニムジャケット(5万2,500円)とパンツ(2万1,000円)のセットアップは好評だったことから、今後素材違いなどのマイナーチェンジをしながら定番アイテムにして行く予定とのこと。
ホワイトマウンテニアリングはジャージ素材のパンツ(2万8,250円)やバンダナ柄のシャツ(2万9,400円)など旅先や出張先など出先でリラックスできるカジュアルなスタイルを提案している。元々グラフィカルなウエアが特徴の同ブランドが、今回手掛けたのはボタニカル柄。靴ブランド「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とコラボレーションしたスリッポン(3万8,850円)やバックパック(2万3,100円)がそろう。
素材や機能面もこだわる同ブランド。今シーズンも通常ドレスなどに用いられることが多いフレンチツイル素材で作ったシャツ(4万2,000円)、ゴアテックスを使用したベスト(4万8,300円)などデザインと機能性を兼ね備えたアイテムが充実している。20から30代の層に人気のホワイトマウンテニアリングだが、デザイン・素材・機能面へのこだわりから50代の顧客も増えたという。