スイスの高級時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG Heuer)」は1月30日、東京・銀座の直営店エスパス銀座(東京都中央区銀座5-3-9)で、映画監督ロン・ハワード(Ron Howard)と歌手で女優のすみれを迎え、イベント「TAG Heuer スペシャルナイト」を開催した。
今イベントは、1970年代にフェラーリの公式計時を務めていたタグ・ホイヤーが、2月7日に日本公開となる映画「RUSH/プライドと友情」でオフィシャルパートナーとして参加したことから実現。
映画は1976年のF1レーサーのニキ・ラウダ(Niki Lauda)とジェームス・ハント(James Hunt)による伝説のグランプリ対戦を中心に、”最高にセクシーでグラマラス”と呼ばれるF1の黄金時代を描き出した。
ハワード監督は、「この映画は悪役もヒーローもいない。性格が極端に異なる2人の男の姿を描いているが、実は共通点もあり、いずれもとても魅力的なキャラクター。作品ではF1マシンから服装に至るまで、1976年当時のF1の世界を忠実に再現することができた」と話す。
すみれは、「ディオール(Dior)」のドレスに鮮やかなブルーのパンプスを合わせたスタイルで登場。ハワード監督から、「とても美しく自信に満ちた女性だ」と賞賛の言葉が贈られた。「ラッシュ」をDVDで既に2回も観たというすみれさんは、「笑いも感動も含まれたとても素敵な映画。3・4回と回を重ねるごとに新たな魅力を発見できると思う」と感想を語った。
その後、本作のクライマックスシーンが富士スピードウェイが舞台になっていることから、タグ・ホイヤーからハワード監督へ、富士スピードウェイをモデルにした「カレラ1887クロノグラフ 富士スピードウェイ日本限定モデル」が贈呈された。この時計は昨年10月に発売された400ピースのみの日本限定モデルで、すっきりとしたホワイトカラーのデザイン。時計を受け取った、ハワード監督は富士スピードウェイの場面を振り返り、「危険も伴うが、雨のレースはとても魅力的。結末が出るシーンで、非常に重要な場面である」と話し、すみれさんも「富士山が見えたときにこみ上げてくるものがあった」とコメントした。