外国人観光客向けに新宿の街をアピールする「新宿ショッピング・キャンペーン2014春」が1月31日から3月31日に新宿エリアで開催される。30日に記者発表が行なわれた。

外国人観光客を呼び込むため、三越伊勢丹やルミネ、ビックロ、ドンキホーテなど新宿に店を構える百貨店、大型商業施設、量販店など異業種7社と共同で販促を実施。

「新宿ショッピング・キャンペーン2014春」は、訪日観光客にとって買い物しやすく、日本との触れ合いのある国際観光の街・新宿を確立するため、業態の枠を超えて様々な共通販促を実施。各店舗間の相互送客と買い回りの促進に向けた取り組みとして、参加店舗にて「新宿お買物ガイドブック」を配布する。ガイドブックは中国語（繁体文・簡体文）＆英語版、韓国語＆英語版、タイ語＆英語版の計4種類が用意され、各言語2万部、計8万部を発行。ガイドブックに掲載されている新宿エリアマップと各店の情報により、各店舗間での相互送客を狙う。また、各店の免税カウンターなどで粗品進呈や割り引きサービス、荷物を対象ホテルに特別料金で当日配送する「ハンズフリーショッピング」なども実施される。

参加決定店舗は伊勢丹新宿店、京王百貨店新宿店、新宿マルイ本館、新宿マルイメン、新宿マルイアネックス、東急ハンズ新宿店、ドン・キホーテ新宿東口店、ドン・キホーテ新宿店、ビックロ ビックカメラ新宿東口店、ビックカメラ新宿西口店、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿の以上7社12店舗。また、約18ヶ所のホテル、そして大通り商店街が一丸となり共通販促を行う。新宿区、新宿観光協会、ジャパンショッピングツーリズム協会と官民連携する。

「新宿は多様を力とする街。今回、個性の異なる企業が結束するのも新宿という街の特徴かもしれない。駅周辺の企業が一堂に会し一丸となって取り組むことで外国人観光客に満足していただけるおもてなしをしたい」と中山弘子新宿区長。