イタリアブランド「レ・コパン(Les Copains)」のディフュージョンライン「ブルー レ・コパン(Blue Les Copains)」の新デザイナーにピーター・ソム(Peter Som)が就任する。
ソムは14-15AWシーズンから同ブランドのコレクション監修に携わっており、15SSより公式デザイナーを務める。
ソムはコネチカット大学で美術を専攻後、パーソンズ美術大学でファッションとデザインを学んだ。在学中より「マイケル コース(Michael Kors)」や「カルバン・クライン(Calvin Klein)」でアシスタントを務め、1998年に自らの名を冠したブランド「ピーター ソム(Peter Som)」を立ち上げた。大胆なプリントやエレガントなデザインが高い評価を受けており、「コール・デザイン・ネイション(Kohl’s Design Nation)」や「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」などとのコラボレーションも行ってきた。
レ・コパンは、1950年代のイタリアでマリオ・バンディエラ(Mario Bandiera)が、メイド・イン・イタリーの高級ニットブランドとして創業。ブルー レ・コパンはそのデイリーユースライン「レ・コパン ブルー(Les Copains Blue)」として97-98AWに独立し、14SSよりブランド名をブルー レ・コパンに変更した。日本では、伊藤忠商事がイタリアのBVM社と国内における独占輸入販売契約を締結し、東レ・ディプロモードを総販売元とし、14SSより主要小売り店向けに販売を開始した。