「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、初となるメンズフラッグシップストアをパリのサントノーレ通り273番地にオープンした。
ショップは総面積400平方メートルの2階建てで、同ブランドメンズコレクションのみを扱う。ブティック中央にはオーダーメイドを専門に扱うメインエリアがあり、スーツやコートだけでなくジーンズまでオーダーメイドが可能。
内装はクリエーティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)とピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)、そしてウィメンズコンセプトストアの設計も手掛けた建築家デヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)が、協働してデザイン。宮殿を想定した店舗スペースにクラシックでコンテンポラリーな要素を織り交ぜ、壁にはテラッツォストーン、フロアにはパラディアーナ大理石など統一感のある素材を用い、スイミングプールのような部屋を創造。曲線の真鍮エレメントがテラッツォウォールのパネルに掛けられるなど、柔軟なプロダクトディスプレイにも対応する。