今年ブランド設立15周年を迎えた「パドカレ(pas de calais)」は、パリファッションウィーク中の2月25日から3月11日まで、パリのセレクトショップ「メルシー(merci)」でポップアップストアを開催する。それに合わせ、メルシーとのコラボレーションアイテム3品をパリ、ニューヨーク、日本の3ヶ国で順次発売する。
植物で染めを施したバッグ(7,000円)は、トートとショルダーの2ウエイデザイン。キハダ染めのベージュ、ダイオウ染めのカーキ、墨染めのチャコールの3色展開で、内ポケットにはメルシーのロゴが入る。ボーダーのスクエアストール(1万1,000円)は、モダール、レーヨンにリネンをブレンドした素材に、ムラ感のある染めを施した。パドカレ定番の肌触りが良いビンテージ天竺プルオーバー(4型4色、5,500から8,800円)は、メルシー別注カラーを発売。いずれも日本では3月中旬の発売を予定している。
コラボレーションアイテムには、チャリティー用として作られ実際にメルシーで発売されている「メルシーコイン(merci coin)」が付属する。
パドカレは、1998年にブランドプロジェクトが始動し、渋谷パルコに1号店をオープン。同年にパリ及びニューヨークコレクションに参加し、2001年に海外への輸出を開始した。12年にパリのオフィスとショールーム、13年にニューヨークのグローバルシップストアが誕生。レースの産地でもある北フランスの地「パドカレ」のライフスタイルをイメージし、自然素材を用いたソフトでナチュラルな色合いのスタイルを提案する。