映画監督のデヴィッド・リンチ(David Lynch)は1946年1月20日生まれ。アメリカ合州国モンタナ州出身。超現実的、難解な映画作品を発表している。
画家を目指し、ペンシルベニア美術アカデミーに入学。在学中から映画製作を行っていた。1976年に自主製作の『イレイザーヘッド』を発表し、監督デビュー。この作品を気に入ったメル・ブルックス監督により、『エレファント・マン』(80年)の監督に抜擢される。その後、86年の『ブルーベルベット』で全米批評家協会賞、90年の『ワイルド・アット・ハート』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを、01年、『マルホランド・ドライブ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど、「カルトの帝王」として人気を博す。06年の『インランド・エンパイア』では「ユリウス(JULIUS)」がコラボレーションTシャツを販売した。
学生時代の経験を生かし、現代美術家として、07年にカルティエ現代美術財団にて個展を開催した。また、11年にミュージシャンとしてシングル『Good Day Today/I Know』もリリースしている。
現在シューズデザイナーのクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)が演出を務め、リンチが音楽を手掛けた伝説のショー「FIRE(ファイア)」の映像化作品『ファイア by ルブタン』が公開中。