パリ発の子供服ブランド「ボンポワン(Bonpoint)」の14SSコレクションは、五つのテーマをもと、ロマンティックスイートなスタイルを提案している。
「ツイッギー(TWIGGY)」シリーズは、モデルのツイッギーをイメージし、ギンガムチェック、リバティーやジオメトリック柄などグラフィカルなデザインがそろう。ブラックとホワイトに、レモンイエロー、ストロベリーピンク、ポピーレッドなどをミックス。短い着丈の7分袖コットンジャケットには、アシッドイエローのドット柄のジャカードドレスを合わせ、カラフルなミニドレスは同色のパテントレザーバッグとシルバーのバレエシューズとの組み合わせで提案。その他、トレンチコートやデニムのバイカージャケット、メリージェーンシューズも登場した。
日本的な職人技や感覚と都会的なネオプレッピースタイルを融合したのは「ジャポン(JAPON)」シリーズ。オフホワイトの布地に、藍染めのようなネイビーブルーと赤を混ぜ、カーキと大き目なドットでアクセントを効かせた。筆で描いたような繊細な花、フローラルプリント、藍染めされたリバティー柄、刺し子のような刺繍などディテールにこだわったデザイン。
「ネオロマンティック(NEO-ROMANTIC)」は、50年代のレトロなロマンティックスタイルに、明暗でコントラストを加えたシリーズ。柔らかなミルク色に差し色としてブラック、グレーまたはタスキーブルーを合わせ、淡い黄緑色とネオンライムをアクセントとして使用。繊細なイギリス刺繍のドレスやレースのワンピース、コットンリネンバギーパンツやコットンボイルのスカートなどがキーアイテム。
インド・ダージリン地方からインスパイアされた「ダージリン(DARJEELING)」では、ゴールドがかったペールイエロー、ブルーベリー、インディアンピンク、エメラルドグリーンなどのカラーパレットとインディアンプリントを組み合わせた。ホルターネックオールインワン、ワンピース、刺繍を施したピーサントドレスやスモックドレス、スエードのミニスカート、ホワイトデニムショーツなどがラインアップ。
南米の活気をイメージした「バイーア(BAHIA)」は、パステル、ナッツ、ミルク、青緑、明るいオレンジをメインカラーとして展開。着丈の短いカーディガンには青いリバティー柄やミントグリーンのジオメトリック柄を採用。ターコイズを刺繍したガーゼドレス、ピンクオレンジの刺繍を施した羽二重ドレスもそろう。