「東京コスメティック・コレクション」初のオーガニックブース設置。伊や英など各国コスメが集結

2012.12.21

12月15日に開催された第6回「東京コスメティック・コレクション」に初めてのオーガニックコーナーが設置され、ナチュラルコスメを取り扱う8ブランドが集結した。

イタリア発の「ビオッフィチーナ トスカーナ(BIOFFICINA TOSCANA)」は、2012年9月に日での発売を開始。コスメ製作に必要な原料を集めるのではなくトスカーナ周辺の生産物から作れる化粧品を考案するという逆転の発想で、輸送コストと移動に際して排出される二酸化炭素を減らす「Km 0(キロゼロ)」を実現した。箱やラベルを作成せず再生可能なボトルに直接シルク印刷を施し、ゴミ削減にも尽力している。ヘア、ボディ、フェイスと幅広いラインナップだが、中でも人気アイテムは2層式の「ダブルフェーズクレンズ&リムーバー(DOUBLE-PHASE TONER CREAM)」(2,625円)。植物由来のオイルとエキスを配合したマイルドな成分で目の周りにも使え、鮮やかなブルーはカモミールの精油成分アズレン由来の色だ。日本では新宿伊勢丹地下2階ビューティ・アポセカリーのみで取り扱われている。

イギリス生まれのアロマブランド「フレグラントアースインターナショナル(Fragrant Earth International)」は、同じく今年9月に「スタイルアロマ(Style Aroma)」(20ml2,625円、50ml6,090円)の発売を開始。携帯可能なアロマスプレーで、リフレッシュしたいときにはマンダリンやグレープフルーツなどの柑橘系、デートにはイランイランやゼラニウムローズなど目的別の精油が配合され、気分を変えたい際に使えるアイテムだ。また、新調香のグランストンベリー’O(オー)’が先月14日よりビューティ・アポセカリーで先行発売されている。

他にも「エルバビーバ(Erbaviva)」のセカンドライン「エルバオーガニックス(erbaorganics)」、アメリカヘアケアブランド「シンプリーオーガニック(SIMPLY ORGANIC)」など世界各国のナチュラルコスメブランドが紹介された。
くまがいなお
  • 東京コスメティック・コレクションのオーガニックコスメブース
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