ギタリストのジミー・ペイジ(Jimmy Page)は1944年1月9日生まれ。イングランド・ミドルセックス州生まれ。
63年に、サリー州にあるサザン・アート・カレッジに入学し、絵画を専攻。在学中からセッションギタリストとして活躍していた。66年にロックバンド「ヤードバーズ」に参加し、ジェフ・ベック(Jeff Beck)とともにリードギターを担当。バンドは、ジェフ・ベックが脱退した後もカルテットとして活動を続けたが、68年に解散した。
その後、ボーカリストのロバート・プラント、ドラマーのジョン・ボーナム、そしてマルチ・プレーヤーのジョン・ポール・ジョーンズを誘い、レッド・ツェッペリンの前身となるバンドを結成。68年10月にデビューし、69年にバンド名と同じタイトルのファーストアルバムをリリースした。2枚目のアルバム「レッド・ツェッペリン2」は大ヒットし、アメリカとイギリスのチャートで1位を獲得した。
80年のレッド・ツェッペリン解散後は、いくつかのバンドを結成。88年に初めてのソロアルバム『アウトライダー』を発表した。90年以降は、レッド・ツェッペリンの全バックカタログのリマスター責任者となり、DVD『伝説のライヴ(How The West Was Won)』や、2007年にヒットしたアルバム『マザーシップ』など新たな商品をプロデュースしている。08年8月に行われた北京オリンピック閉会式では、レオナ・ルイスとともに「胸いっぱいの愛を」を演奏した。
アメリカのファッションブランド「ジョン・バルベイトス(John Varvatos)」13SSコレクションのキャンペーンモデルに起用されている。モノクロ写真の渋いファッションが話題となった。