「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」の14SSコレクションは、「古代シチリア神殿からのヴィジョン」をテーマに、古代シチリアの神話がインスピレーション源となった。フェリーニの映画『サテリコン』のイメージも重ねる。
古代シチリアの神殿のリトグラフをプリントしたドレスからスタートし、シチリアの春を象徴するアーモンドの花の立体刺繍が施されたオーガンザのドレス、マヨルカ陶器や古代コインやポルカドットの柄のドレスなどが続いた。ミニドレスは、袖やスカートをふんわりと広げたシルエット、膝下のペンシルスカートにはコンパクトなトップスを合わせてエレガントな縦長のシルエットを強調している。
クリーム、レッド、ブラック、ダークグリーンをメインカラーに、マクラメレースやシルク、ブロケード、ゴールドプリントのレザーなどラグジュアリーな素材をふんだんに使用。
大きな古代のコインを模ったベルトやアンティークコインのカチューシャがコーディネートを彩る。シューズのヒールには、神殿の柱を模ったり、コインやストーンがはめ込まれたりと、クラフト感溢れる細工が施されている。
フィナーレには、さまざまなデザインのゴールドのドレスをモデル全員が着用して登場した。