フラワーアーティストの柿崎順一は1971年1月4日生まれ。長野県出身。
花屋を営む両親の元に生まれる。高校在学中からフラワーアーティストの土屋宗良に師事。その後は、代々木造形学校にてデザイン・工芸科を、テクノ・ホルティ園芸専門学校にて園芸学と花飾学を学んだ。
93年静岡市へ転居し、フラワーデザイナーの村松文彦に師事。95年から数年に渡り、大野一雄、大野慶人らの舞台美術を手掛けた。2001年、假屋崎省吾らと花の芸術家集団「LEAF」を結成し、翌年には舞踏家・リチャード・ハートと「花と舞踏」のコラボレーションユニットを結成して注目を集める。
2003年、スウェーデンにて初の海外公演や個展を開催。さらに05年、外務省「日・EU市民交流年」への参加作品をスウェーデンの「スーエン ブトウ カンパニー(SU-EN Butoh Company)」と共同制作した他、07年にはスウェーデンの国家事業「リンネ生誕300年記念年」の舞台美術に携わった。
11年、アーティスト集団「チン↑ポム(Chim↑Pom)」とのコラボレーションにより、福島第一原子力発電所の周辺の植物や”津波による漂流物”を採取。それらを用いた彫刻作品『被曝花』シリーズを制作して話題を呼んだ。