ヴァレンティノ(VALENTINO)が2016春夏コレクションのキャンペーンビジュアルを公開した。
同ビジュアルを撮影したのは、1985年、雑誌『ナショナルジオグラフィック』6月号の表紙を飾ったポートレート『アフガニスタンの少女』で、世界に大反響を巻き起こした報道写真家のスティーブ・マッカリー。アフリカの異なる文化との相互理解をテーマに、新しい美意識や倫理を受け入れる創造の必要性をファッションで表現した。なお、撮影はケニアのアンボセリ国立公園にあるマサイ族が住む地域で行われた。
ヴァレンティノのクリエイティブディレクター、マリア・グラツィア・キウリと、ピエールパオロ・ピッチョーリは「マッカリー氏が写真から伝えるストーリーは、撮影の前後に起きたことを人々に想像させ、夢の意味を反映させます。彼のコンセプトは、私たちが考えるファッションと一致しています」とコメントしている。