“益子”と“笠間”で活動する陶芸作家23名による合同展が、都内5会場にて開催

2016.01.29

陶芸の里としても知られる“笠間”と“益子”で活動している23名の陶芸作家による合同展「Trace of Hands Kasama&Mashiko」が、1月29日から2月7日まで都内5会場にて開催される。

益子は民芸運動を推進した陶芸家の濱田庄司が活動拠点にしたことでも一躍有名となった、江戸時代から続く益子焼の産地。笠間は益子と並ぶ窯業産地として知られ、300人に近い陶芸作家が日々作陶している。「Trace of Hands」は笠間と益子というふたつの地で活動する陶芸家たちによる合同展。第1回は12年に笠間で作陶する額賀章夫と益子で木工制作を行う高山英樹によって鹿児島にて行われ、第2回は13年に19名の作家によって都内3会場で開催された。

第3回となる同展は、プレイマウンテン(playmountain)、かぐれ、シゼン(shizen)、うつわ楓、OVEの都内5会場で開催。プレイマウンテンには陶器作家の横田安、郡司庸久、川崎萌、木工作家の高山英樹、ガラス作家の杉山洋二の作品が、かぐれには陶器作家の遠藤太郎、後藤竜太、鈴木稔、布作家の安田麻由子の作品が、シゼンには陶器作家の伊藤丈浩、寺村光輔、中園晋作、陶磁作家の桑原哲夫、磁気作家の桑原典子の作品がそろう。うつわ楓では、陶器作家のシモヤユミコ、鈴木美汐、額賀章夫、木工作家の安彦年朗、鉄を扱う新田麻紀の作品が、OVEでは陶器作家の岡田崇人、及川静香、佐々木康弘、生形由香の作品が展示される予定だ。

また、1月30日の18時から19時まではOVE南青山店にて、ランドスケーププロダクツの中原慎一郎、岡仁、陶芸家の額賀章夫、建築家の加藤誠洋によるトークショーが開催される。

イベント情報】
「Trace of Hands Kasama&Mashiko」
会期:1月29日~2月7日

【開催会場】
会場:プレイマウンテン
住所:東京渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 原宿ニュースカイハイツアネックス105
時間:12:00~20:00(会期中無休)

会場:かぐれ
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前
時間:11:30~20:00(会期中無休)

会場:シゼン
住所:東京都渋谷区神宮前2-21-17
時間:12:00~19:00(火曜定休)

会場:うつわ楓
住所:東京都港区南青山3-5-5
時間:12:00~19:00(火曜定休)

会場:OVE
住所:東京都港区南青山3-4-8
時間:12:00~19:00(月曜定休)
HEW
  • 陶芸の里としても知られる“笠間”と“益子”で活動している22名の陶芸作家による合同展「Trace of Hands Kasama&Mashiko」が開催
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