阪急うめだ本店9階の3会場で16年1月20日より、北陸新幹線開業1周年を迎えてますます注目が集まる“金沢・加賀・能登”エリアの魅力を大特集する。
3会場のうち催場では1月20日から26日まで、加賀の城下町・大聖寺と山中温泉周辺の魅力を紹介する「旨し、美し。金沢・加賀・能登展」を開催。同展では、国内有数の漆器産地である山中温泉の“山中漆器”にフォーカス。ドイツのデザイン賞も受賞した我戸幹男商店や、塗りの美しさと繊細な蒔絵にこだわる小原文平漆器店などの職人技と現代的センスが融合した作品が登場する。その他、料亭「山ぎし」や、焼きいなりの加賀守岡屋、和菓子の「御菓子調進所 山海堂」、「森八」など金沢の銘店や能登の美味など、同エリアの魅力が楽しめる約70店舗が出店する予定だ。
祝祭広場では1月20日から25日まで、“乙女”がときめくような要素を取り入れた作品を展開する「乙女がトキメク 金沢のモダンスタイル」を開催。伝統工芸をモダンにアレンジした雑貨を取り扱うセレクトショップ・金沢クラフト広坂や、金沢在住の若手作家によるアクセサリーを販売するギャラリー展など、いま金沢で人気の全8店舗が登場する。
阪急うめだギャラリーでは1月20日から25日まで、“九谷焼”にフォーカスした「現代加賀 九谷作家展」を開催。絵付けの変遷と九谷焼の歴史を巡る展示や現代作家の作品を紹介する他、食空間プロデューサーの辻久子による加賀の伝統工芸品を用いたテーブルコーディネートなども提案される予定だ。