フランスを代表するシューズブランド、「ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)」のブティックが松屋銀座2階にオープンしたのを祝い、クリエーティブディレクターのブルーノ・フリゾーニ(Bruno Frisoni)が来日した。ロジェ ヴィヴィエを手掛けて10年目を迎える氏に、ブランドの魅力、ムッシュ・ロジェ・ヴィヴィエ(以降ムッシュ)について聞いた。
オートクチュール華やかし1950年代から1970年代に掛け、ムッシュの靴は、エレガントな女性を魅了し一世を風靡した。ところが、1980年代の後半になると過去の遺産として美術館に飾られるシューズになっていた。
再び光が当てられたのは2001年。トッズグループの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレが、ロジェ ヴィヴィエを再興するため傘下に抱える。03年クリエーティブディレクターにフリゾーニを起用し、04年にはパリのフォーブル・サントノレ29番地に旗艦店をオープンした。
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