世界最大規模を誇る国際アパレルファブリックス&アクセサリーの専門見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス―スプリングエディション2014」が、2014年3月3日から5日までの期間、中国・上海世博展覧館で開催される。
同見本市は、2000年からこれまで毎年北京開催されていたもので、今回から上海に場所を移す。前回は16の国・地域から1344社が出展し、71の国・地域から2万5,000人が来場。今年秋に上海で開催された秋のインターテキスタイル上海展が好評だったことからも、今回来場者数の大幅増を見込む。
ヨーロッパからの出展者をメインに、中国国内外のアクセサリー(服飾資材・付属品)業者、海外からのアパレルメーカーなどが集結。新会場の規模は、上海世博展覧館のHall-1、2、及びHall-4の一部使用で、総面積約5万平方メートルを予定している。
近年、ヨーロッパの高級素材への需要が高まっていることから、チェコ、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スイス、トルコ、イギリスから出展者が増加している。Salon Europeゾーンにはイタリアを代表する100社以上の高級素材メーカーが一同に会するミラノウニカ、11社が参加するドイツパビリオン、高品質シャツを中心に取りそろえるポルトガルパビリオンが登場。Verve for Designのゾーンでは、アパレル業者に加えトレンド情報を発信するメディア向けにも、テキスタイルとアパレルデザインの最新作が提案される。また、繊維と糸の国際見本市「ヤーンエキスポ」も同時開催する。
主催は、メッセ・フランクフルト香港、CCPIT-Tex(中国国際貿易促進協議会テキスタイル工業サブ協議会)、中国テキスタイルインフォメーションセンター。