アートディレクター・森本千絵の展覧会が12月18日より東京・青山のスパイラルガーデンにて開催される。26日まで。
同じ会期にスパイラルホールにて開催されるシス・カンパニー公演“ジャン・コクトー×三谷幸喜×鈴木京香「声」”で舞台美術を手掛けるにあたり森本が描いた企画書の原画の他、写真家の上田義彦、音楽家の高木正勝、開発ユニットAR三兄弟らが「声」をモチーフに制作した作品が展示される。
また、スパイラルのエントランスでは7日より森本が「声」をモチーフにデザインしたクリスマスツリー「受話木」や、大切な人へのメッセージを吹き込むことができる電話機型のインスタレーションが展覧会に先駆けて登場する。
森本は1976年青森県三沢市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。2007 年に「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく」をコンセプトにgoen°を設立。東日本大震災後に放送されたサントリーの復興支援CM「歌のリレー」でADC グランプリを初受賞。企業広告の他、ミュージシャンのアートワーク、本の装丁、映画・舞台の美術、保育園や動物園のディレクション、ラジオ番組のパーソナリティなど、多岐に渡り活躍している。
【イベント情報】
「声」にまつわる森本千絵展
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1階)
住所:東京都港区南青山5-6-23
会期:12月18日から26日まで
時間:11:00から20:00(20日から24日は21:00 まで)
入場無料