ひとりの弁護士の不屈の信念が巨大企業の不正を暴き出す全米を震撼させた実話に基づく衝撃の物語映画「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」がTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開された。
無謀とも思える巨大企業との闘いに身を投じたひとりの弁護士に光をあてた本作は、主人公ロブ・ビロットがデュポン社の信じがたい不正を探りあてていく過程を事実に沿って克明に描き出す。ある農場主の悲痛な訴えから始まった小さな案件が、ウェストバージニア州の地域全体を巻き込んだ大規模な環境汚染問題に発展していく様を映像化。人命さえ脅かす化学物質の存在が身近な恐怖として描かれ、闇の中の真実をひたむきに追求するロブの姿から目が離せない。
プロデューサーを兼任して主演を務めたマーク・ラファロは、実際のロブ・ビロット本人への取材を行うなど入念な役作りをこなし、静かな迫力をみなぎらせた渾身の演技を披露。ロブをスーパーヒーローでも聖人でもない生身の人間として体現し、観る者に共感を呼び起こす。世界有数の化学企業を敵に回したことで生じる強烈なプレッシャー、公私両面の凄まじいストレスなどの“正義の代償”を伝える一方、弱き者を救おうとする弁護士の揺るぎない信念を見事に演じきった。
ラファロを盛り立てる脇役のキャストにもビッグネームが集結した。「レ・ミゼラブル」でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイがロブの最大の理解者である妻サラに扮し、「ミスティック・リバー」で同じくアカデミー賞助演男優賞を受賞したティム・ロビンスがロブの威厳ある上司タープを演じる。さらに「インデペンデンス・デイ」「ロスト・ハイウェイ」のビル・プルマンが、ロブの弁護団に加わるベテラン弁護士役でさすがの存在感を見せている。
そしてラファロからの直々のオファーを快諾し、本作のメガホンを執ったのはトッド・ヘインズ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「ベルベット・ゴールドマイン」「キャロル」「ワンダー ストラック」、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた「エデンより彼方に」などで知られる鬼才が、実話に基づく社会派リーガル・ドラマという新境地に挑んだ。SDGs、ESG といった国際的なガイドラインが定着し、持続可能な社会の構築が求められる今の時代において見逃せない実録映画となっている。
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった。
無謀とも思える巨大企業との闘いに身を投じたひとりの弁護士に光をあてた本作は、主人公ロブ・ビロットがデュポン社の信じがたい不正を探りあてていく過程を事実に沿って克明に描き出す。ある農場主の悲痛な訴えから始まった小さな案件が、ウェストバージニア州の地域全体を巻き込んだ大規模な環境汚染問題に発展していく様を映像化。人命さえ脅かす化学物質の存在が身近な恐怖として描かれ、闇の中の真実をひたむきに追求するロブの姿から目が離せない。
◾️世界的な鬼才と実力派キャストの豪華タッグが実現!
プロデューサーを兼任して主演を務めたマーク・ラファロは、実際のロブ・ビロット本人への取材を行うなど入念な役作りをこなし、静かな迫力をみなぎらせた渾身の演技を披露。ロブをスーパーヒーローでも聖人でもない生身の人間として体現し、観る者に共感を呼び起こす。世界有数の化学企業を敵に回したことで生じる強烈なプレッシャー、公私両面の凄まじいストレスなどの“正義の代償”を伝える一方、弱き者を救おうとする弁護士の揺るぎない信念を見事に演じきった。
ラファロを盛り立てる脇役のキャストにもビッグネームが集結した。「レ・ミゼラブル」でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイがロブの最大の理解者である妻サラに扮し、「ミスティック・リバー」で同じくアカデミー賞助演男優賞を受賞したティム・ロビンスがロブの威厳ある上司タープを演じる。さらに「インデペンデンス・デイ」「ロスト・ハイウェイ」のビル・プルマンが、ロブの弁護団に加わるベテラン弁護士役でさすがの存在感を見せている。
そしてラファロからの直々のオファーを快諾し、本作のメガホンを執ったのはトッド・ヘインズ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「ベルベット・ゴールドマイン」「キャロル」「ワンダー ストラック」、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた「エデンより彼方に」などで知られる鬼才が、実話に基づく社会派リーガル・ドラマという新境地に挑んだ。SDGs、ESG といった国際的なガイドラインが定着し、持続可能な社会の構築が求められる今の時代において見逃せない実録映画となっている。
■「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」のあらすじ
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった。
【映画情報】
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」
TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中
出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、ビル・プルマン
監督:トッド・ヘインズ(『キャロル』『エデンより彼方に』)
2019 年/アメリカ/英語/126 分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/原題:DARK WATERS/G/字幕翻訳:橋本裕充
© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ 公式サイト:dw-movie.jp
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」
TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中
出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、ビル・プルマン
監督:トッド・ヘインズ(『キャロル』『エデンより彼方に』)
2019 年/アメリカ/英語/126 分/ドルビーデジタル/カラー/スコープ/原題:DARK WATERS/G/字幕翻訳:橋本裕充
© 2021 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ 公式サイト:dw-movie.jp