スイスの老舗高級時計メーカー「ジラール・ペルゴ(Girard-Perregaux)」は、米国映画芸術科学アカデミー協会が世界初の映画美術館「アカデミー映画美術館」を開設するのを記念して、両者のパートナーシップを記念した写真集を発表した。
写真集では、アーカイブ資料から選んだ映画のワンシーンやジラール・ベルゴの工房の様子を映した写真資料、特許書類などを紹介。ハロルド・ロイドの無声映画『ロイドの要心無用』(1923年)や、その88年後に製作され、2012年度アカデミー賞最多5部門に輝いたマーティン・スコセッシ監督の3D映画作品『ヒューゴの不思議な発明』の画像なども収録されている。
同写真集の発売は未定だが、同ブランドの日本での輸入・販売を手掛けるソーウインド ジャパンの公式サイトでプレゼント企画を実施中。締め切りは2014年2月28日。
また、映画界へのオマージュとしてスペシャルモデルの「クロノホーク ハリウッドランド」を発売。オスカー像のように、輝く金で装飾された新しいクロノホークは、ローズゴールドに、マット仕上げと光沢仕上げを交互に施したブラックセラミックを使用し、ケースの彫刻を際立たせるデザイン。価格は210万円。
米国映画芸術科学アカデミー協会は、映画産業に携わるプロフェッショナル6,000人以上の所属会員を抱える映画関連団体。毎年開催されるアカデミー賞の選考・授与、公的プログラムの提供、他映画関連団体への経済的支援などを行っている。
アカデミー映画美術館は2017年にロサンゼルス中心部に完成予定。ジラール・ペルゴは同美術館のタイムキーパー、そして公式スポンサーとなることを2012年に発表している。