俳優のブラッド・ピット(Brad Pitt)は1963年12月18日生まれ。アメリカ合衆国オクラホマ州シャウニー出身。
ミズーリ大学コロンビア校でジャーナリズムを専攻するが、俳優を志して中退。ロサンゼルスに移り住み、何本かの映画やテレビドラマに出演したのち、88年の映画『リック』で初主演を務めた。リドリー・スコット監督の『テルマ&ルイーズ』(91年)で注目を集め、ロバート・レッドフォード監督の『リバー・ランズ・スルー・イット』(92年)で演技力に磨きを掛ける。多くのスター俳優がカメオ出演している『トゥルー・ロマンス』(93年)には端役で登場した。94年『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』に出演し、アイドル的な人気を博すが、そのイメージを払拭するかのように、汚れ役にも積極的に挑戦した。デヴィッド・フィンチャー監督の大ヒットスリラー『セブン』や、アカデミー賞助演男優賞候補になった『12モンキーズ』で人気を確固たるものに。
その後も『ジョー・ブラックをよろしく』『ファイト・クラブ』『オーシャンズ』シリーズ、現在のパートナーであるアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)と共演した『Mr.&Mrs.スミス』などが次々にヒット。08年の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、11年『マネーボール』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、その演技力にも定評がある。最近では映画製作にも力を入れている。現在はジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が衣装提供したことで話題の『悪の法則』が公開中。
現代建築に詳しく、デザイン家具のコレクターとしても知られている。今年2月には、家具職人のフランク・ポラーノとコラボレーションしたモダンファニチャーのコレクションを発表した。