三井不動産は、東京・有楽町1丁目の三信ビルディングと日比谷三井ビルディングの跡地再開発計画「新日比谷プロジェクト」を12月6日に発表した。2017年竣工予定。
計画地は日比谷公園、日生劇場や宝塚劇場、スカラ座・みゆき座などの劇場・映画館、帝国ホテル東京などのホテルに隣接。また、世界的な商業地である銀座地区、国際的ビジネス拠点である大手町・丸の内・有楽町地区、官公庁が集積する霞が関地区などの結節点に位置。三井不動産はこの立地条件を活かし、日比谷地区を日本橋地区に続くスマートシティ第2弾として進化させ、東京の都市再生に貢献できる街づくりを推進する。
最新のBCP性能を備えたオフィスや所業施設などを主要用途とした大規模複合ビルと共に、計画地内のオープンスペースと隣接する千代田区の広場を一体的に整備。約4,000平方メートルの広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」を創出し、映画・演劇などの国際的エンターテインメントイベントを誘致・開催する予定。日比谷線と千代田線の両日比谷駅を繋ぐバリアフリー動線と、約1,200平方メートルの地下広場も整備する。