ユネスコ世界遺産センターとパナソニックは、来年度版ユネスコ世界遺産カレンダーアプリの提供を開始した。
パソコン及びタブレット対応で、日本語、英語、フランス語、中国語、スペイン語の5ヶ国語にて配信。アプリをインストールすると、世界遺産の写真入りカレンダーを閲覧できる。1月の写真には、今年7月に世界遺産として登録されたばかりの富士山が登場。また、世界遺産に関する「ミニ知識」や「世界遺産マッチゲーム」が付随したバージョンも提供する。インターネット接続がない場面でも使用可能。
ユネスコとパナソニックは、世界遺産保護を通じた環境教育を目的として、1995年より壁掛けカレンダー、2010年よりダウンロード版を制作。これらのコンテンツは、世界180ヶ国、約9,000校に及ぶユネスコスクールを中心とするユース向けの教育を目標に開発・提供している。11年6月、パナソニックとユネスコは「世界遺産の保護に向けた意識高揚と保全」及び「世界遺産教育プログラムにおける次世代環境教育活動の促進」を目的としたストラテジックパートナーシップを締結した。