映画監督のウディ・アレン(Woody Allen)は1935年12月1日生まれ。アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身。
幼い頃から映画、ジャズ、コミック、手品に傾倒しつつ、高校在学中にギャグライターとしてデビュー。その後もライター、放送作家の仕事をこなし、1960年からはスタンダップコメディアンとして活躍した。65年、クライヴ・ドナー監督の映画『何かいいことないか子猫チャン』で俳優として、翌年『What’s Up, Tiger Lily?』(66)で監督としてデビューを果たす。
77年には、当時恋人だったダイアン・キートン(Diane Keaton)と共演したラブストーリー『アニー・ホール』で、アカデミー賞主演男優賞や監督賞など主要4部門を受賞。彼が本作で着用した「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のジャケットやチェックシャツも大流行した。80年代には私生活のパートナー、ミア・ファロー(Mia Farrow)と組み、『カイロの紫のバラ』(85)や、アカデミー賞8部門にノミネートされた『ハンナとその姉妹』(86)などを発表。
その後も監督業、俳優業ともに第一線で活躍し続け、2011年の映画『ミッドナイト・イン・パリ』では25年ぶりに作品賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。ケイト・ブランシェット主演の最新作『ブルージャスミン』では、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)から衣装提供されたことで話題となっており、来年5月に日本公開を控えている。