フェンディ(FENDI)がミレニアル世代によるミレニアル世代のためのデジタルプラットフォーム「エフ イズ フォー...(F IS FOR...)」(https://fisfor.fendi.com)をローンチした。
同プラットフォームでは、既存のものには飽き足りない若者たちのストーリー、イメージ、サウンド、ファッションが、新しいムーブメントを作るためのアート、文化、音楽、そしてその先へと出会う場になるべく、5つのカテゴリーに分けた実験的なコンテンツを作り、公開していく。
カテゴリーは、F IS FOR...の背景にあるコンセプトを読むことができるページ「フリークス(FREAKS)」、ミレニアル世代のモデルをiPhone7で撮影したフォトやムービーが見られるファッションページ「フルゴーレ(FULGORE)」、若者たちへインスピレーションを与えてくれるフリークたちについて知ることができるページ「フェイセズ(FACES)」、有名クラブや五ツ星レストランなどではない世界中にある最高な場所を紹介するページ「フリーダム(FREEDOM)」、音楽、アート、文化といったジャンルにおける新進あるいは有名アーティストがイタリア文明宮のルーフトップでライブパフォーマンスを行う様子をムービーで見ることができる「フィアレス(FEARLESS)」の5つから構成されている。
さらには2月10日、ニューヨークのフルトン・マーケット・ビルディングにてF IS FOR...初のイベントが開催された。ファッションと音楽を融合させたこのイベントには、中国シンガーのボアン(Bohan)、ハウイー・リー(Howie Lee)、ミュコ(Meuko)、新進シンガーのエイブラ(Abra)、韓国人シンガーのジェニー FTS(Jenny FTS)、ラッパーのキース・エイプ(Keith Ape)、ミソ・アンド・ディーン(Miso and Dean)、プロデューサーでDJのジェイミー・ジョーンズ(Jamie Jones)、ベルリンを拠点とする韓国人アーティストのペギー・グー(Peggy Gou)などといった様々なジャンルの表現者が参加し、実験的なパフォーマンスを繰り広げた。
ゲストには、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)、アレクサ・チャン(Alexa Chung)、ヘイリー・ボールドウィン(Hailey Baldwin)、ケンダル・ジェンナー(Kendal Jenner)ら多くのゲストが訪れて熱狂的な一夜を過ごした。今後もこのようにオンライン上に留まらず、ショーやパーティーとは異なるF IS FOR...の新しいイベントが仕掛けられる予定だ。