メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が2017年秋冬ウィメンズプレコレクションのルックを公開した。ルックヴィジュアルの撮影は、ニコル・マリア・ウィンクラー(Nicole Maria Winkler)、アートワークはジョン・ココ(Jon Koko)によるもの。
今シーズンは、アメリカンポップカルチャーと、パリを拠点に活動するニューヨーク出身アーティスト、ウィリアム・クライン(William Klein)のオーセンティックな創造力から着想を得て、毎日気まぐれにジャンルをミックスしながら洋服を合わせ楽しむ女性像を描いた。
アメリカのスーパーヒーローを反映したプレイフルなエッセンスは、クラシックなニュアンスをそこら中に忍ばせ、白い星のモチーフが入った大胆な赤が際立つウールスーツやアメリカからインスピレーションを得て、象徴的なニューヨークのビル群がリバーシブルのジャガードセータードレスへと落とし込まれている。
繊細なラッフルを取り入れたトップスはサイケデリックなコミックの吹き出しモチーフでデザインされ、星条旗からインスパイアされたストライプがデザインされている。さらに、繊細なラッセルを取り入れたトップスにはストライプがデザインされた。
ネイビーブルーのベレー帽には、同色のイナズマの刺繍が施され、ブランドアイコンであるキツネのモチーフはアメリカの国旗と同様の色調となっている。
アイテムのディティールにはクラシックとミリタリーのアンサンブルが繊細に描きこまれた。軍の将校からインスパイアされたジャンプスーツは、シェブロンコットン地とゴールドボタンにより再解釈されている。
また、ブランドアイコンであるキツネモチーフは、エッジの効いたカモフラージュプリントの中へと入り込んでいる。スローガンとして“勇気”(Courage)と“威力”(Formidable)を掲げた同コレクションは、ファブリックとボリューム感に遊び心を取り入れながら、着心地と機能性が追求されている。