ディーゼル(DIESEL)が、2017年春夏の広告キャンペーン「MAKE LOVE NOT WALLS(壁を築くのではなく、愛を育もう)」を公開した。
人々の間に精神的にも物理的にも立ちはだかる壁を取り壊し、様々な立場にある人たちを”結束と愛”という名のもとで一致団結させることを目指す同広告キャンペーン。キャンペーンの指揮は、アメリカを代表するアーティストでフォトグラファーのデビッド・ラシャペルが務めた。ラシャペルはアノマリー・アムステルダムが制作した広告や動画などのコミュニケーションプラットフォームを活用して、文字通り壁をぶち壊していく。
動画では、人と人の間に築かれた“断絶”の象徴である“壁”を、ディーゼルのラブ・タンク(愛の戦車)がハート型に砕いていく。戦争の道具であったタンクが、希望の象徴という新たなメッセージを込めて生まれ変わる様が描かれた。断絶のシンボルである壁が自由と愛を祝福する花で満たされ、幸せな場所へと変化していくストーリーとなっている。ビジュアルでは、壁の周辺で展開される力強い物語が紡がれた。
なお、同広告キャンペーンを象徴するレインボーカラーのインフレータブル・タンク(空気注入式の戦車)は、2月14日にロンドンに登場後、愛のメッセージを伝えながらミラノ、上海、ニューヨーク、ベルリン、東京を巡回する。
動画引用元:(ディーゼルオフィシャルYouTube : https://youtu.be/COXx3YTNW1s)